特別補習は先生の愛に~レッスンで~【TABOO】
彼氏がいるのに先生の愛に
前回、赤点を取った人の特別補習。岡本茜はただ一人、社会科の特別補習を受けることになった。
ドアを開ける音と共に社会科教員、橘定長が入ってくる。
「岡本。何でお前はいつも赤点なんだ?俺の教え方が悪いのか?」
「何ででしょうね。私にも分かりません」
「それじゃ、困るんだけど。進級できねえぞ」
「わかってますけど」
ずっと赤点を取っているのは先生のせいだ。
大好きな先生の薬指には結婚指輪が光っている。叶わない想いならば、せめて生徒として側にいたいと思ったから。
ドアを開ける音と共に社会科教員、橘定長が入ってくる。
「岡本。何でお前はいつも赤点なんだ?俺の教え方が悪いのか?」
「何ででしょうね。私にも分かりません」
「それじゃ、困るんだけど。進級できねえぞ」
「わかってますけど」
ずっと赤点を取っているのは先生のせいだ。
大好きな先生の薬指には結婚指輪が光っている。叶わない想いならば、せめて生徒として側にいたいと思ったから。
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