シュガーレスコーヒー
い、今のはなんだったの…?
先生の気まぐれ…?
自分の冷たい手を顔に当てて熱を冷ます。
「俺のこと好きでしょ?」
あまりに突然な質問に熱を冷ました顔にまた熱が集まる。
「別に他の先生でもいいのにわざわざ俺のとこまで聞きに来る。
それも毎日のように。
で、今確信した。
わかりやすい反応ありがとう。」
先生はコーヒーカップ片手に肩越しに笑う。
その顔には眼鏡がついてなかった。
「まぁ途中から気になってたんだけどね。」
「え?」