ソプラノ


「明日、何しよう。」


ベッドに寝転がりながらぽつりと呟いた。


「亜美ちゃんは、彼氏さんと会うのかな。
このはちゃんは、部活かな。」


1日家で過ごす。
そうも考えたけど、そんな気分じゃない。


頭の中がぐるぐるして
何かしてないと落ち着かない。


そんな気分だった。


「決めた、明日はゲーセンに行こう!
多分あいつなら、一緒に来てくれる!」


あいつは気の合う友達。
そう、思っていた。

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