社長の旦那と恋い焦がれの妻(わたし)
拓斗さんの宣言通り瞳子が夢の世界に旅立った途端に、私は拓斗さんにたっぷりと愛してもらう事が出来た。
それは時計の針が3時をさす今の今まで続いていて…
「もう無理です…」
ぐったりとシーツの上に俯せになってぜぇぜぇ呼吸をする私に対し、拓斗さんはまだまだ元気そう。
「俺が満足するまで、優子をくれるんじゃなかったのか?」
「そこまで言ってません」
「俺にはそう聞こえた」
うつ伏せになる私の身体を回転させ、目の前には私におい被さる拓斗さんの姿。
まだするの!?
そんな心の声が拓斗さんにも届いてたのか。
「安心しろ。今はもうしない」
という言葉が聞こえてきてホッと心を撫で下ろす。