社長の旦那と恋い焦がれの妻(わたし)



思い出した…


それで私は4人になってたら素敵だって言ったよね。





「でも今は4人じゃなくて3人ですね」

「今夜出来るかもしれない」

「えぇっ!?」





今夜、瞳子に妹か弟が出来るかもしれないの!?





「えーっと、あの、はい。ここは外なので詳しい話はまた後でお願いします。それに瞳子がいるのにこんな会話は」

「顔真っ赤だな」

「だって…!拓斗さんが」





赤ちゃんが出来るかもしれないって事はそういうことなんだもん。


拓斗さんとそういう事をするって考えただけでも自然と照れてしまう。





「どうして笑うんですか〜」

「優子は変わらないなと」

「どうせ私はいくつになっても何年経っても子供のままなんです」



< 345 / 452 >

この作品をシェア

pagetop