社長の旦那と恋い焦がれの妻(わたし)



「いくつになっても何年経っても‘可愛い’ままだろ?」

「――っ」





もうもう拓斗さんってば心臓がもたないよ。


そんな拓斗さんはいくつになっても何年経っても私をドキドキさせてくれる天才だ。





「もうこの会話はやめませんか?私の身が持ちません…!」





――それから、近くの雑貨屋さんにも入った。


この雑貨屋さんにも一年前入った所で凄い思い出深い所。


あの時買ってもらった青と赤のグラスは大事な宝物。





「これ買ってきますね」

「ん」

「大丈夫です。自分のお財布から出しますから」





私が気に入ったのはコースターセット。


模様が入ってて、値段もセット価格にしては結構お手軽な値段でこれしかないって思っちゃった。



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