社長の旦那と恋い焦がれの妻(わたし)
拓斗さんは建てる家についてこう言ってくれてる。
決めれる事は出来る限りふたりで話し合って決めようと。
一般的な内装の構造も良いけど、自分達で考えた方がよりいっそ良くなって住み心地が良くなる。
使う人が決めないと意味がなく、日々使ってる人だからこそ便利や不便を知っている事もある。
世界で一軒しかない拓斗さんと私の一軒家にする為にも。
「頑張ります」
でもね、本当はね。
拓斗さんと瞳子がいるならどこだってどんな場所だって私には快適。
「知り合いの一級建築士がいるから今度会ってみるか?」
「会ってみたいです!拓斗さんのお友達の一級建築士さんに」
どんな人なのかな?
お友達って事は拓斗さんと同世代だろうし。