社長の旦那と恋い焦がれの妻(わたし)



「作りたいです」

「無理しなくていい」

「……じゃあ、こんな風にしないでください」





抱かれるのはいい。


でもこんな風になるまで抱かれるのは…





「心が掛ける」





そう言った拓斗さんは私の腰に腕を回し横たわり、そのまま私も腕枕された私はおやすみなさいを言い瞼を下ろした。





――――――――………

―――――……

――…





「ぱぱ」





案の定、朝起きても身体が重く思うようには動けなく。


その為朝ご飯やお弁当は何とか作れたけど瞳子を抱き上げる事は出来なくて、拓斗さんがリビングまで瞳子を連れてきてくれた。





「ありがとうございます。うーちゃんおはよう」

「まま、おー」



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