社長の旦那と恋い焦がれの妻(わたし)
「瞳子の様子はどうだった?」
「瞳子は良い子にぐっすりすやすや寝てました。あの顔は確実に夢の中で楽しんでます、はい」
「そうか」
「ミルクの時間になったら起きちゃうと思うので、それまでに餃子出来るところまで作ってしまった方が良さそうです。餃子の生地どんな感じになりましたか?」
動画は撮れなかったものの、写真は1枚撮れたので良しとしようと拓斗さんの隣へ行く。
さっきも思ったけれど、やっぱり拓斗さんは器用で上手。
全体的に薄さも直径もあまり差がなくて綺麗で、中に入れる具材を切っている私はちょっぴりプレッシャー。
スーパーの精肉店で私がいつも買うお肉より高いお肉を買ってくれた拓斗さんに感謝しなきゃ。
「こんなに皮作っても全部食べれるか?余ってしまうんじゃないか??」
「余ったらピザにでもしようかと思ってるので寧ろ余るの大歓迎です」