社長の旦那と恋い焦がれの妻(わたし)



瞳子に頑張ると誓って、私は拓斗さんの本棚をチェック。


私は雑誌とか見ていて欲しい物があったら、ページに折り目をつけたり付箋があればそれを貼ったりする。


だから駄目元で拓斗さんの本棚を見てみたけれど、本棚にあるのは私には到底理解出来ないであろう難しい本ばかりで、とくに英語の小説なんて読めるわけがない。





「拓斗さん頭良すぎだよ…」





本棚を見た意味なかったかな?


いや、でも、しおりなんてのも良いかもしれない。


喜んでもらえるか定かではないけど実用的で使ってもらえそうだし、プレゼント候補の1つにしおりっと。





「じゃあ、次は」





パソコンには手掛かりがいっぱいありそうだけど、パソコンは何かあったら怖いし流石に触れない。



< 84 / 452 >

この作品をシェア

pagetop