地味子と不良君
入学式が終わり、教室に入った。

運が良く席は仁依茄の前だった。

「依緒璃てさ…めっちゃ地味。」

「あ…は…。」

体育館でも言われたがその通り。

真っ黒のストレートに目がね。

制服のスカートも折らず何も制服はいじっていない。

「持ち物まで…」

笑ながら言う仁依茄。

持ち物とは言うと

赤色のカンペン

シャーペン

色ペンは赤のみ



鞄はシンプルに。


周りの人から見たらかなり地味に見えるだろう。

「もっとさあ…髮色変えるとかさあ…」

少し呆れ顔で話始めた。

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