一緒にいたい。

「何で座るのよ!優星がいたら梨絵ちゃんが話してくれなくなるでしょ?」



「・・・・・俺が話せばいいんだろ?」



「え~女の子から聞くから楽しいのに!!バレンタインなんだからさ~」



俺たちは顔を見合わせて苦笑い。



「俺じゃダメだって、梨絵から話せば?
俺は部屋に戻る・・・」



「いいのよ!ここに居て!梨絵には試練が必要だから!」


梨絵ママに言われた。


母さんたちはきっと梨絵は俺に振られたと思ってるんだろう。


梨絵は笑っている。


「一人で笑ってないで話してよ~!!」


母さんたちはイライラ・・・



< 43 / 51 >

この作品をシェア

pagetop