あの日、ぼくらは



――――15分後――――

「ぎゃー、濃いよ!どうしよう。いつもより濃すぎる!!」


「いーじゃん♪文化祭だから特別よ?久しぶりに腕がなったわ~」


やっぱりあなたはおばさんですか!
腕がなったとか言っちゃって。


「やばいよ。優斗に引かれちゃうかもしれない」


「ないない。優斗君、惚れ直すよ?だって未来すっごく可愛くなったもん」


「そうなのかな~?」


「そうだよ!ほら、行ってきな!」


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