あの日、ぼくらは




しかも1本。


「ということは、つまり…、ポッキーゲームをしろってことか?」


「そーだよ!未来が考えたんだよ。これはやんなきゃね~優斗君?」


確かに。ポッキーゲーム。
端と端をくわえてだんだんと食べていくゲーム。
つまり最後にキスするゲームなのだ。


「俺は別にいいけど…。未来は?」


「やだ!はずかしい!!」




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