冷月



少女はいつものように両親と歩いていた。

毎週日曜日は両親とも仕事がなく

夜に外食に出かけるのが少女の習慣であり楽しみでだった。


そんな楽しい時間はつかの間-----


少女とその両親が横断歩道を渡っているとき。

いきなり光が当たり思わず少女は目をつむった。

その光とともに聞こえたのはバイクのエンジン音。



そして----




ゴンッ!!




何かにぶつかる音。




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