宝物〜絆〜
「えっ? マジで秀人?」
「よっ! やっぱ美咲だったか。元気か?」
後ろに居たのは、さっき脳裏に浮かんだ人物。小学校五年の時に家の都合で他県に引っ越して行った幼なじみの神城秀人(カミシロ ヒデト)だった。
髪の色が赤い。背が高くなってて顔も子供っぽさが抜けてる。こうやって見ると秀人って美形なんだな。
「うわっ、久しぶりじゃん。元気だよ。秀人は? あっ、それより何で秀人がここに居んの? つか凄え髪の色だな」
懐かしさが先走って、マシンガンのように話し続けてしまう。
「そんなまとめて聞かれても答えらんねえよ。聖徳太子じゃねえんだからよ? そもそも美咲の髪も凄えぞ?」
「ハハハ。確かに。つーか会うのいつ以来だっけ? 戻って来たのか?」
私は戻って来たって返答を期待して聞く。
「あぁ。戻って来たんだよ。引っ越しでバタついてたから、落ち着いたら連絡しようと思ってたんだけど、まさかこんな所で会うとはな」
期待していた返答を聞いた私は宙に舞うほどの嬉しさが込み上げてきた。
「マジびっくりだよ。学校は? その制服、何処の?」
秀人が着てるのは、この辺りじゃ見かけない制服だ。
「よっ! やっぱ美咲だったか。元気か?」
後ろに居たのは、さっき脳裏に浮かんだ人物。小学校五年の時に家の都合で他県に引っ越して行った幼なじみの神城秀人(カミシロ ヒデト)だった。
髪の色が赤い。背が高くなってて顔も子供っぽさが抜けてる。こうやって見ると秀人って美形なんだな。
「うわっ、久しぶりじゃん。元気だよ。秀人は? あっ、それより何で秀人がここに居んの? つか凄え髪の色だな」
懐かしさが先走って、マシンガンのように話し続けてしまう。
「そんなまとめて聞かれても答えらんねえよ。聖徳太子じゃねえんだからよ? そもそも美咲の髪も凄えぞ?」
「ハハハ。確かに。つーか会うのいつ以来だっけ? 戻って来たのか?」
私は戻って来たって返答を期待して聞く。
「あぁ。戻って来たんだよ。引っ越しでバタついてたから、落ち着いたら連絡しようと思ってたんだけど、まさかこんな所で会うとはな」
期待していた返答を聞いた私は宙に舞うほどの嬉しさが込み上げてきた。
「マジびっくりだよ。学校は? その制服、何処の?」
秀人が着てるのは、この辺りじゃ見かけない制服だ。