りある♡プリンス
「朝日、大丈夫?」
「うん。ごめん」
「じゃ、帰ろ「まひるさん」
「はい?」
あたしの名前を呼ばれた気がして振り返ってみたけど、目の前には女子、女子、女子。
「気のせいか…」
歩き出すと、女子の黄色い声とともに見覚えのある黒いリムジン。
「まひるさん」
「っえぇ?」
窓から顔を出す翔。
なんでここに翔がいるの?!
「お迎えに」
「やっ、いいですいいです!」
朝日だっているし。
「では、そのお友達も送りましょう」
「はい?!」