りある♡プリンス




「朝日、大丈夫?」


「うん。ごめん」


「じゃ、帰ろ「まひるさん」


「はい?」




あたしの名前を呼ばれた気がして振り返ってみたけど、目の前には女子、女子、女子。




「気のせいか…」




歩き出すと、女子の黄色い声とともに見覚えのある黒いリムジン。





「まひるさん」


「っえぇ?」






窓から顔を出す翔。


なんでここに翔がいるの?!




「お迎えに」


「やっ、いいですいいです!」



朝日だっているし。




「では、そのお友達も送りましょう」


「はい?!」







< 48 / 125 >

この作品をシェア

pagetop