そのカラダに、触れられて。
「んっ……」
抵抗しようと胸を押し返すけど、びくともしない。
「ちょっ……みや、の……」
そして宮野は、急にわたしをオフィスの床に押し倒した。
そしてまたわたしに深くキスをする。
「っ、んっ……」
宮野の舌とわたしの舌が妖しい音を立てる。
「宮野……やめ、て……ダメッ……」
「彼氏はよくて、俺はダメなんですか?」
「そうよ……だってあなたは、わたしの後輩よ?」
「後輩だろうがなんだろうが、俺には関係ないです。今は先輩を好きな男としてここにいますから」
「……えっ?」
「俺はずっと先輩が好きでした。だからこそ、今だけは先輩を俺のモノにしたいんです」
「……なっ、なに言って……やぁっ」
宮野の唇が首筋からカラダへと移動していく。
「んぁっ……」
「へぇ。先輩、ここが弱いんだ。カワイイね」