Kira*kira
今日は5月になって二回目の金曜日。
次の日が土曜日ということで、
茜ちゃんとお泊りの約束をしていた。
お泊りなんてしたことがなかった私は、すごく楽しみにしていた。
「春菜!!ごめん!!」
今日の授業が終わって、私の机に来た茜ちゃんがいきなり謝る。
「今日の放課後、委員会があるの忘れてたの!!すぐ終わると思うから、待っててくれる?」
「大丈夫だよ!適当に暇つぶしてるから、委員会頑張って!」
茜ちゃんは申し訳なさそうにしながら、委員会へと向かって行った。