あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。2
◇大変だぁ。
こんにちは。
黒川百合ですっ!
あれから、なんだかんだ色々
あって…
えっと、何から報告しよ??
あ、そうだ!
勇輝はマジでヤンキー
やめてくれたんだけど、
見た目はどっから見ても
ヤンキーで…街中とか
歩いてるとすぐ喧嘩になります…ガクッ(ρ_;)
まぁ、それでも前よりは
少ない方で私的には嬉しいです!!
…それでそれで、
私たち高3になりましたっ♪♪
受験っていう嫌な奴がいる
この1年は最悪です……(泣)
でもっ、勇輝がいるから
大丈夫だもんっ!
…はい勿論相変わらず
ラブラブです////
高1の時と違って、穏やかな
生活をしているんだけど…
それでもやっぱり
大変なこともありそうな
予感…。。
予感とかは勇輝に聞く方が
いーねっ!
なんせエスパーは健在だからねっ!
「百合、おせぇ!」
へ?
まさかのお兄ちゃんに
朝遅いって言われたよ。
これはショックΣ(°□°;)
「って、ヤッバ!
もうこんな時間ー!?」
「だから言ってんじゃん」
しまった!
朝ご飯を食べながら
優雅に物思いにふけってる
場合じゃなかった!!
「愛しの勇輝が心配するぞ?」
「お兄ちゃん、ちょっと
黙ってよ!」
私は大慌て。
「そうよ~、あんないい子
困らしちゃダメよ?」
「お母さんも黙ってて!
てか、大体勇輝はもう学校に
来なくてもいーんだからね??」
「知ってるわよー。
でも、来てるんでしょ?」
「まーね。高1の時に比べたら
有り得ない進歩。」
毎日きちんと授業を受けるなんて…
「やっぱ、賢い子は
いいわね~」
「なに言ってんの、
お母さん!お弁当
もらってくねっ」
「はーい。気をつけてー」
「行ってきま~す」
「はぁ。で結局、充のが
遅いんだ?」
お母さんはため息混じり。
「え、ちょっ!なんで
百合そんな早い訳!?」
そんな事を言ってる
お兄ちゃんを置いて
私は家を出た。
ん~っ、いい朝!
さて…急ぐか((汗;