あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。2
暇人かっ!
ほんとにもうっ!///
留守電を聞いた2人が
かなりインパクトを受けている
「だ、大丈夫?」
聞かすんじゃなかったかな…
千香が口を開いた
「百合…これ録音して
千香にちょうだい??
ヤバい、鼻血出そ…///」
へ??
「ってオイ!
こんなん録音してどーすんの!?
てか、千香は彼氏いるでしょ!」
ったくう、何を言うかと
思えば。。
「ちぇー。冗談なのにぃ」
とか言ってるけど、
それ絶対冗談じゃないし!
奈美は‥
「勇輝くん、声から色気ダダ漏
れだね。。そこらの女子に
聞かせたら倒れるんじゃない?
…あ、ヤバ。鼻血が…」
いやいやいや、
あなたが倒れかけてますから。
なんで始め平気なふりしたんだ!?
「にしても、勇輝に慣れてる
2人でさえもここまでとは…
勇輝恐るべしだね。」
奈美がハァハァ言いながら
か弱い声で私に話しかけてきた。
「ね、百合?ちょっと頼みたいんだけど。」
「ん、どした?
何でも言って~」
そんな、可愛い声で
言われたら従っちゃうじゃんね~///
「今の留守電、録音して…?
それ、欲しいなぁ」
もう、奈美の声キュンキュン
する//しゃーないなぁ…
「って、しゃーない訳あるか!
奈美、爽也に言っちゃうよ!?
…ほんと2人して。もうっ」
2人は、
「冗談じゃんー??」
「勇輝くんファンに高値で
売ろうとしてただけなのに、
百合のケチー」
「ほんと~」
と言い合っている。
いや、言ってること怖いから!
てか朝から何で
こんなハイテンション
なんだ?2人共…