break-friend

…あの日…

…勇気を振り絞り…


『付き合って下さい…』

すると、雅志は
即答したんだよね。


「うん。別にいいよ。」


実に、あっさりと
彼氏彼女になったね…。

雅志…

あのあと私が、どれ程
喜んだか分かる…?


ねぇ…雅志…

あっさり
付き合ったから

あっさり消えたの…?


突然の

音信不通なんて…

そんなの最低だよ…。



私の気持ちとは裏腹に

ただの遊びだったの?



私の告白を断れば

私が傷つくと思ったの?


そんな優しさなら

要らなかったよ…。

優しい嘘は

時に、大きな打撃を

与えるのよ…。

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