西澤さんと文子さん

「ご・・・ごめんなさい・・・。」


西澤は、ベットの上の文子に頭を下げる。すると、文子もベットを降りて「ごめんなさい。」と言って頭を下げた。


「私のこと・・・考えて・・・なんですよね?」

「うん・・・どんなことがいいのか悪いのか・・・わかんなくって、いろいろ調べてたんだ。」


お互いの誤解を解くように話し始める二人の下に母親の声が届く。


「亮太!文子さん!どっちからでもいいからお風呂入っちゃいなさい!」

「「は~い!!」」


「亮太さん、お先にどうぞ!」
「じゃ、お言葉に甘えて(笑)」

そういって西澤は部屋を出る。文子は、西澤に気づかれないようにリビングへ行き・・・


「お義母さん。」
「はいは~い。」
「一緒に晩御飯作りたいです。」
「お願いします。」


ということで、文子と西澤の母で晩御飯作りが始まった。
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