西澤さんと文子さん
「やばい・・・のぼせる(焦)」
「大丈夫かよ、兄貴(笑)」
「大丈夫・・・じゃないかも。」
「まじかよ(焦)」
ドアを開けた和明の前に、湯船にぐったりした西澤がいた。
「大丈夫か兄貴!」
西澤を引きずるようにリビングに入ってきた和明。
文子はびっくりして駆け寄ろうとしたが、ほぼ裸の状態の西澤に思わず後ろを向いてしまう。
「も~!のぼせてるじゃない(笑)」
「なんか、ドア開けたら煮魚(?)みたいになってたぞ。」
そういいながら、リビングに西澤を転がした和明。母は、そんな息子の額に水でぬらしたタオルをおく。
「とりあえず、このままほっときましょう。」
「そ・・・そうですね・・・」
文子は、そういいながら母と一緒にキッチンへ戻っていった・・・。