西澤さんと文子さん
文子は、西澤からのプレゼントを首に飾り「ど…どうですか?」と西澤に見せる。
「すごく可愛いです。」
とニコニコしながら西澤は答える。
「何か食べましょうか?」
西澤はそう言うと、テーブルの角に置かれた小さなメニューブックを文子の前に差し出した。文子は、西澤にも見える様にメニューブックを開く。顔を寄せあいながら、今日のディナーを選んでいく…
数分後
テーブルには、2人が選んだ料理が並び、文子の前には カクテルが置かれ、西澤の前には、グラスに入ったウィスキーが置かれた。
「じゃ・・・」
「「いただきます。」」
グラスの合わさる音が空間に響く。