僕の身長で愛を測らないで下さい。
「はぁい?何か言いましたかねぇ。姫、耳悪いから聞こえなぁい。」


それ、性格悪いの間違いだろ。


「あとで覚えてろよ。」


うーん、なんか花梨ちゃんっぽい声が暴言吐いた気がするけど、気にせいでしょう。


この調子で二年A組の文化祭計画はなかなか進まない。


司会をしていた姫ちゃんがチラリと時計を見て、これはいけないと思ったのか、そこから誰かをいじることなくスムーズに話し合いを進めていった。


この切り替えの早さは賞賛にあたいする。










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