心の灯り―キミがいてくれたから―
え・・・・?
なに・・・?
あたしが茫然としてると、雄大が後ろを向いた。
雄大の方に視線を向けると、
「陽人・・・」
由梨と陽人が立っていた。
陽人が驚いた顔であたしを見ている。
違うよ・・・。
陽人、これは違うよ・・・。
「雄大は澪のこと好きだったの」
由梨が陽人言った。
待って・・・。
違う・・・。
雄大「ごめんな」って言ったじゃん・・・。
「雄大とキスしたんだから付き合うんでしょ?」
やめてよ・・・。
陽人の前でそんなこと言わないで・・・。
涙が出てきた。
陽人・・・違うよ・・・。
あたしが好きなのは陽人だよ・・・。