空色のメロディ
夕食を食べ終えた私は、1人自分の部屋にむかった。

受験は来週、絶対受かんなきゃ!


おばあちゃんも期待してくれてるし、私が落ちたらめっちゃ悲しむだろうね…。

おばあちゃんには絶対そんなことさせないっ!


佳奈だってそんなに勉強得意じゃないけど、いっしょの高校行こうって、すっごく頑張ってるし、今日みたいに元気づけてもらってるし…。


私も頑張んなきゃ!


「よーしやるぞぉーっ!!」


そう思って、机に向った時だった。


――――プルルルル…


「メール…?」


送り主は………


「…空…先輩っ……。」
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