桜色のラブレター


咲は前のめりになり

「島崎君知らないの?


多分しらないの桜くらいだと思うよ」


えっ


そんなにさっきの男の子有名なの?



たしかに…


よく思い出してみれば顔が他の男の子よりも少しばかり整った顔をしてた気も…


前のめりになりながら熱弁をする咲


「島崎君はね、この学年では一番モテるっていってもいいくらいなんだから‼


勉強、スポーツ、それに加えて優しいとくれば女子がほっとかないでしょうよ‼

島崎君サッカー部のキャプテンだしね


でも女子に告られてもみんな

好きな子がいるからって断ってたらしいよ」


ふ〜ん


まさかそんなすごい子だったなんて

「まさかその好きな子が桜だったなんてね」


咲はなんだか面白そうにしている




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