第2ボタン。

そして本田は俺のボタンを大切そうに握りしめて、

真っ赤な顔をして、

「ありがとう…。赤尾くん…。ずっと大切にするね」

っ…、本田、不意打ちだろ…。

そんなかわいいこといってんなよ。

「っ…、お前かわいすぎ」

そういって俺は本田を壊さないように、

優しく抱きしめた。


赤尾side fin***

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