ひだまりHoney
恥ずかしくて口を閉じようとするけれど、堪えるなど出来なかった。どうしても甘い吐息が混じったような声を発してしまう。
彼の手が私の胸の形を変え、固くなった場所を舌先がなぞり上げる。
与えられる気持ちよさに、素直な声音を返してしまう。
反応を確認するように、そして丁寧に、彼は私の体を愛していく。
優しい手つきに、私はどんどん平静を失っていく。
知らなかった自分を、彼の前に晒していることに、恥ずかしさが込み上げてくる。
「晴……あっ……晴暉、さんっ……んっ」
下腹部に伸びた彼の指先が、溢れ出ている感触を私に知らしめる。
「……やっ……んんっ」
晴暉さんの口元がゆるりと弧を描き、そして熱のこもった息を吐き出した。
「嬉しい……ちゃんと感じてくれてる」