【完】女王様と、ナヨナヨくん。




飛鳥は、とても驚いた顔をしていた。
先生も、かける言葉を探しているみたい。


「でもな、西!一緒に座ろうと言ってくれる友達もいるんだし…」



そんなこと言われても、先生。

飛鳥には、飛鳥と仲良くしたいって思ってる子が沢山いるのよ。


それなのに。私の隣に座っていたら…




「先生、そんなこと関係ないわ!私は1人で座る、私がそう決めたんだから」



「「「………」」」



先生は完全に言葉を失っている。
クラスメイトは、そんなに言うのならそれで良いのでは?という雰囲気になってしまっている。


それに、全員が私が言い出したら折れないことも知っている。



< 45 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop