【完】女王様と、ナヨナヨくん。
「レーラちゃんのように、思ったことを口にして行動する。それって、誰もが出来る生き方ではないんだよ。でも、誰もが憧れているんだよ。だから、レーラちゃんは…そのままでいて良いと思うよ?」
「まぁ、レーラちゃんは何を言われても動じない、怒らない寛容な心を持てば大丈夫だよ。」
こうやって、誰かに…このひとに見限られたくないと…
自分を偽ってでも希薄な人間関係を作っているのかしら?
それならば…何となく、理解出来たわ。
私は、この人を失いたくない。