【完】女王様と、ナヨナヨくん。
女王様のお弁当
私の朝は早い。
お弁当を作るためよ。
お弁当を作っていた時は5時半に起きていたけれど、お昼ご飯をミラノサンドにしてからは早起きはしてなかった。
だけれど、今日は久々にお弁当を作ろうと思った。
お弁当を食べながら告白しようと
自室から長い廊下を歩いて、厨房に向かう。
その間、私がずっと考えていたのは…
「うーん……それにしても、原田くんに何て言えば良いのかしら。」
告白なんて、今までしたことがないわ。
よくよく考えてみたら、私は男子に「付き合いなさい」と言ってきただけなのよね。。
告白されたことならあるけれど…あのひとたちは何て言っていたかしら。興味なさすぎて覚えてないわ…
誰かに聞いてみようかしら…
そう思いながら厨房に入った。