【完】女王様と、ナヨナヨくん。





「でも…個人的に言うなら、『好き』っていう言葉。最高の告白の言葉だと思いますよ。」



「えぇ?…何故?」


料理長は何故か最後の最後に、自身が思う最高の告白の言葉を言ってきた。
理解できない…という顔をしていた私を見て、料理長はニコリと笑った。



「一番、ストレートな言葉じゃないですか。僕の妻は…喜んでくれましたから。」



「ふぅん?実績があるのね。ありがとう料理長。……参考になったわ。」



お礼を言われるとは思っていなかったのか、料理長はビックリしていたわ。
でも、ニコニコした顔でご飯を炊くセットを行っていた。




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