理想の恋愛関係
部屋に戻ると私はベッドに寝転がった。


兄と話していたら疲れてしまった。


いろいろ驚く事が多かったし。


それにしても10年も付き合っていたとは。


茜さんはどんな気持ちで煮え切らない兄を待っていたのだろう。


私は優斗君をそんなに待てるのだろうか。


10年後……37才。


まるで想像がつかない。


でも、その頃も優斗君と一緒にいられたら嬉しいのに。


出来れば、恋人同士になって結婚して……。


そんな幸せな妄想をしている内に、いつの間にか眠りに落ちていた。
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