イジメ、その後
「やっぱりあいつは来なかったか」



「来れるわけないよ、


あいつが事件の張本人なんだからさ」



「でもさ晴彦、本当だったら俺たちだって、



こんな所で同窓会なんかやっていられないんじゃないか?



俺たちだって同罪なんだよ」



「そうだよな、結局俺たちだって一緒になってやっていたし、



周りのみんなだってとめることはしなかった、



俺たちみんな同罪だ」



「あんな事さえしなければ、



あいつも自ら命を絶つなんてことしなかった!



あいつが亡くなってから気付いたよ、


いじめというものがどういうものか、



俺たちがどんなに大きな罪を起こしてしまったのか」



「この事実は大人になっても消えないものなんだよな?」
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

【短編】連鎖

総文字数/29,118

青春・友情63ページ

表紙を見る
淡く儚い月に見守られ

総文字数/112,309

恋愛(純愛)225ページ

表紙を見る
希望のあしたへ

総文字数/61,408

恋愛(純愛)119ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop