【完】★☆恋愛パスポート☆★
「さあ。まず【恋愛パスポート】を返しておくれ。」
「あっ、うん。ありがとう。おばあちゃん。すごく楽しかったよ。」
「そうか、それはよかった。じゃあ、よく聞け。
お前には選択権が2つある。このまま帰る。それか、新しいパスポートを購入するか・・・」
すると、
おばあちゃんは前回のように、トランプを並べるかのようにA~Zまでのパスポートを並べた。
「いいかい、奈々、
同じパスポートはこの中にはない。
ただし、、パスポートをもう一度購入し使えば、3回目には【未来パスポート】と言って、自
分で好きな未来を書けるパスポートを購入できるんだ。
さぁ、どうする?、これらのパスポートで、また別の恋愛をしてみるかい?
それとも、このまま帰るかい?」
「おばあちゃん、ちょっと待って、このまま帰ったら、今の恋愛はどうなるの?」
「奈々、それくらいお前だって、わかるだろう。おまえが体験してきた恋愛は、すべて
【恋愛パスポート】を持っていたからだろ。」
「えっ、じゃあ終わっちゃうの?????」
おばあちゃんは、それ以上何も言わなかった。
私は、さっきもらったネックレスをぎゅっと左手で握りながら、
絶対に和真と奈優の関係が壊れるわけはない・・・妙な自信があった。
だから、おばあちゃんに言った。
「このまま帰るよ。おばあちゃん、ありがとう。」
そして、古びたビルから外へ出た。
外は、すごい雨だった。なんだか私は、さびしくなったが、
自分の判断に間違いはないと思い、駅へ向かった。
そんな奈々の姿を、2人の男女が、じっと見守って見ていた・・・・
「あっ、うん。ありがとう。おばあちゃん。すごく楽しかったよ。」
「そうか、それはよかった。じゃあ、よく聞け。
お前には選択権が2つある。このまま帰る。それか、新しいパスポートを購入するか・・・」
すると、
おばあちゃんは前回のように、トランプを並べるかのようにA~Zまでのパスポートを並べた。
「いいかい、奈々、
同じパスポートはこの中にはない。
ただし、、パスポートをもう一度購入し使えば、3回目には【未来パスポート】と言って、自
分で好きな未来を書けるパスポートを購入できるんだ。
さぁ、どうする?、これらのパスポートで、また別の恋愛をしてみるかい?
それとも、このまま帰るかい?」
「おばあちゃん、ちょっと待って、このまま帰ったら、今の恋愛はどうなるの?」
「奈々、それくらいお前だって、わかるだろう。おまえが体験してきた恋愛は、すべて
【恋愛パスポート】を持っていたからだろ。」
「えっ、じゃあ終わっちゃうの?????」
おばあちゃんは、それ以上何も言わなかった。
私は、さっきもらったネックレスをぎゅっと左手で握りながら、
絶対に和真と奈優の関係が壊れるわけはない・・・妙な自信があった。
だから、おばあちゃんに言った。
「このまま帰るよ。おばあちゃん、ありがとう。」
そして、古びたビルから外へ出た。
外は、すごい雨だった。なんだか私は、さびしくなったが、
自分の判断に間違いはないと思い、駅へ向かった。
そんな奈々の姿を、2人の男女が、じっと見守って見ていた・・・・