【完】★☆恋愛パスポート☆★
【翌日】


今日は久しぶりの晴天だ。朝日がまぶしい。

私は、少し、ドキドキしながら、高校へ行く準備をしていた。

「【恋愛パスポート】は、なくても、私達3人には、強い絆がある。

絶対何も変わらないもん・・・・」


そう言って、赤いドットのハンドタオルをカバンの中に入れ、

首には制服の下に上手く隠してネックレスを付けた。


「行ってきます、お母さん」

「いってらっしゃい、気を付けてね・・・・」


玄関のドアを開け、外へ出ると・・・・・・

そこに、和真の姿はなかった。

私は呆然とした・・・・・・・

「まさか・・・」

私は、慌てて1人駅まで走りだした。
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