【完】★☆恋愛パスポート☆★
私は、家へ帰宅すると、悲しみを吹き飛ばすかのように、

めいっぱいのオシャレをした。

そして、人生初の化粧にも挑戦した。

なかなかうまく出来たと自負し、

大好きなワンピースを着て、出かける準備をした。



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そして、6時、栄街駅に到着した。

桃華は抜群にきれいだった。

そして、私は、桃華に、何も言われず、手を引かれトイレに連れていかれた。

「はい、メイク、やり直し!」

「え~~全然だめ?????」


桃華は、私のメイクをすべてやり直し、マニュキュアもつけてくれた。

「よし。これでいいよ。可愛くなった。奈々。

さあ、行こう!」


「うん、ありがとう。」

「あっ、それから、年齢は、20歳だからね。わかってる?」

「うん、わかった。ばれないかな?」

「おどおどしなければ、大丈夫だから・・・」

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