【完】★☆恋愛パスポート☆★
その駅員は、私が、栄街で、ぶつかった黒髪イケメンだった。


つまり、輝ってことだ・・・・・・


私は「なんでここに?」と輝に小声で聞いた。

ところが、輝は、まるで私を初めて見たかのように、


「はい、昨日からこの駅に移ってきました。

よろしくお願いします。いってらっしゃい。」

と真顔で答えた。


あっそうか・・・・ばれたら、まずいもんね・・・・私は心の中でそう思い、

歩き出した。


それにしても、ビックリ、昨日の派手さはどこへやら???


多くの女生徒が、きゃきゃ言ってるのがわかる気がした。

駅員の輝は、身長も高く、さわやかで、満面の笑顔だった。




私は、これから何が起こるのか楽しみになった。
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