【完】★☆恋愛パスポート☆★
夜になって、部屋で勉強をしていると、桃華から、電話が入った。

「もしもし、ねぇ奈々?」

「うん、桃華、元気?」


桃華とは、あの体験ホスト以来会っていない。


「ねぇ、この前の店、また行かない?」

「え~~~私はもういいよ。どうして?」

「私、輝さんに会いたいんだよね・・・・・」

「桃華、もしかして、好きになっちゃった?」

「う~ん、かもしんない。

あのさわやかなそれから色気のある笑顔が忘れられないんだよね?」


「え~~~~」でも、私は桃華の気持ちはよくわかった。

実際私も輝が頭から離れないのだから・・・


「う~ん、わかった。いつがいいの?」

「平日の方が空いてるから、明日の夜は?」

「うん、じゃあ、またメイクしてね。」

「もちろん。じゃあ、明日ね。」


こうして、私はなぜか輝目当てで、お店に行くことになった・・・・・

でも、駅に行けば、ただじゃんって思いながら・・・・・
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