【完】★☆恋愛パスポート☆★
私は、約束通り、1時に大原駅で待っていた。
輝は今日はベンツではなく、普通の車で迎えに来た。
「おい、奈々。」気付かなかった私を輝が呼んだ。
「あっ、輝・・・」私は慌てて車に駆け寄り、助手席に乗った。
「ごめん、今日は急だったから、これ、俺の本当の車、
この前のベンツは、先輩に借りたんだ・・・・」
「そうなの?そんなの気にしなくていいよ。私は輝に会いたかったんだから・・・
元気だった?」
「ああ~ちょっと疲れてるけどな。」
「ところで、聞きたいことがあって、
私と一緒にお店に行った愛(桃華)ちゃん、いたでしょ?
本当は桃華って言うんだけど、失踪しちゃったの・・・
私に‘一番好きな人といるから心配しないで・・・’って・・・
で、一番好きな人・・・輝だと私思ってて・・・・ねぇ、何か知らない?」
「さあ・・・桃華って言うんだ。でも俺は今もこうして奈々といる。どういうことだろう?
確かに店にはよく来たし、俺にもべったりだったが・・・他のホストとも仲良くしてたぞ。
他の奴じゃないか?」
「そうか・・・桃華、どうしちゃったんだろう?」
輝は今日はベンツではなく、普通の車で迎えに来た。
「おい、奈々。」気付かなかった私を輝が呼んだ。
「あっ、輝・・・」私は慌てて車に駆け寄り、助手席に乗った。
「ごめん、今日は急だったから、これ、俺の本当の車、
この前のベンツは、先輩に借りたんだ・・・・」
「そうなの?そんなの気にしなくていいよ。私は輝に会いたかったんだから・・・
元気だった?」
「ああ~ちょっと疲れてるけどな。」
「ところで、聞きたいことがあって、
私と一緒にお店に行った愛(桃華)ちゃん、いたでしょ?
本当は桃華って言うんだけど、失踪しちゃったの・・・
私に‘一番好きな人といるから心配しないで・・・’って・・・
で、一番好きな人・・・輝だと私思ってて・・・・ねぇ、何か知らない?」
「さあ・・・桃華って言うんだ。でも俺は今もこうして奈々といる。どういうことだろう?
確かに店にはよく来たし、俺にもべったりだったが・・・他のホストとも仲良くしてたぞ。
他の奴じゃないか?」
「そうか・・・桃華、どうしちゃったんだろう?」