【完】★☆恋愛パスポート☆★
「でも、恋愛してみたいんんだろ。」

「うっうん・・・・・・・」奈々は答えた。


そういうと、おばあちゃんは、奥の部屋の金庫から、

A~Zまで書いてある、ちょうど定期券くらいの大きさの【恋愛パスポート】

を持ってきた。


そしてトランプを並べるかのように、私の前にカードを並べた。


「さあ、1枚だけ、選んでごらん。」

「このカードを持ってるだけで、恋愛ができるんだ。

その前にまず、注意点だ。

1、消費期限は3か月
2、途中で返却したら、その間の記憶はすべて消える。
3、破ったり、なくしたりしたら、罰金100万円。
4、他人に譲渡したら、効果はなくなる。同じく罰金100万円。
5、罰金が払えないなら、私の元で働く。


いいかい?わかったかい?」
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