【完】★☆恋愛パスポート☆★
「奈々、時間あるか?」

「あっ、うん」

「ちょっとドライブするか?」

「うんうん、嬉しい・・・・」

私は不安が解けると、輝のことが再び愛おしくなった。

助手席から眺めても、キラキラした瞳、さわやかな笑顔、それに癒された。


私たちは、今日は、海ではなく、景色の良い山の展望台へ行った。

「わあ~綺麗。」

「ここは、夜ならもっと綺麗だ。」


そういうと輝はあくびをしながら、体を伸ばしていた。

「なぁな」そう言って輝は私を抱きしめてkissをしてくれた。

今日はすごい濃厚なkiss、輝は私を離してくれない。

ようやく輝は私の唇から離れるとこう言った。

「ちょっと仮眠取るよ。いいかい?」

「うん。」

輝はそのまま、車の中で私の膝枕で、気持ちよさそうに眠った。
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