【完】★☆恋愛パスポート☆★
私は、やっと現実を受け入れてきたが・・・桃華のことが引っかかった。

「じゃあ桃華が一緒にいたのは、やっぱり輝なの?それも替え玉してたの?」

「物分りいいじゃん。」そういうとほくろのある輝は私の頭をなでなでした。

「やめて・・・・本名はなんなの?」

「まだ聞きたいのか・・・俺が斉藤猛(さいとうたけし)、

こいつが三浦駿(みうらしゅん)だよ。」


ほくろありが斉藤猛、ほくろなしが三浦駿・・・・・

私は頭の中で、整理した。

「私と海に行ったのはどっち?」

「俺だよ、猛だよ。」

「私と展望台へ行ったのは・・・・?」

「俺、駿だよ。」2人それぞれに答えた。

私は2人の男とkissをしていたのか・・・・そう思うとなんだか悲しくなった。

「桃華とどちらかが一緒にいたのね・・・」

「ああ~でも、あいつは事故死で、俺らは関係ない。」猛が答えた。

「じゃあ、なんで警察まで行ったの?」

「お前がいたからだ。でもうっかり駿に連絡を入れるのを忘れてしまったんだ・・・」
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