【完】★☆恋愛パスポート☆★
そしてまたいつものように、駅まで迎えにきてもらい、猛の家へ私たちは向かった。


猛の家に入ると私はなんだかホッとするようになっていた。

すべてを忘れられる。

そして猛は私をぎゅっと抱きしめてくれる。


今日も家へ着くなり、私の唇に甘いkissをしてくれた。


「大丈夫か?落ち着いたか?」

「うん、ありがとう。」


こうしていられるのも、あと2週間なんだな・・・・・私は時間の経過の早さに驚くほどだった。


そんなことを考えていたら、

「あっ、しまった。時計を駿の家に忘れた。取りに行かないと・・・・一緒に行くか?」

猛は聞いた。


私は、迷わず「うん。」と答えた。

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