【完】★☆恋愛パスポート☆★
駿の家は、そんなに遠くなかった。

車で10分くらい。


ピンポーン、ガチャ



「駿、いるぞ。」猛が言った。

「あっ、そうなんだ・・・久しぶりだ・・・」

「おお、奈々か。元気か?」駿が笑顔で答えた。

「うん、まあなんとか・・・・・」

私は、部屋に入ると、あまりにも綺麗に整理整頓してあるので、驚いた。

猛の家とは大違いだ。



そんな時、ピンポーンと鳴った。

駿が玄関へ向かって出ていくと、

写真を2枚持った刑事が、2人立っていた。

そう、ついに、双子であることを刑事は、調べ上げ、今度は駿のとこに来たのだった。

私と猛は、猛が「隠れろ。」と言うので、

2人とも寝室に隠れていた。

だが、駿は、そのまま警察に連行されてしまった。
< 180 / 277 >

この作品をシェア

pagetop