【完】★☆恋愛パスポート☆★
私は、いくら「恋愛パスポート」の効力ではないとはいえ、


私は、再び衝撃が走り、食欲も睡眠もとれず、痩せていった・・・・


高校もずっと休んでいた。


そんな中、心配して私に会いに来てくれた人がいた。




和真だった。


和真は、私の部屋まで入ってきて、顔色を見に来た。


「大丈夫か?こんなに痩せて・・・」


「和真・・・」


私はその優しい言葉に泣きつき、今までのことを全部話した。


そしてついには、輝の正体も話してしまった。


なぜなら、聡逮捕以来、猛と連絡が取れなかったからだ・・・・・


私は、今までことをすべて思い出し、和真の前で号泣した。


和真はやっぱり優しかった。


私と奈優と和真、3人おそろいの青いハンドタオルで、私の涙を拭きとってくれた。


「奈優も心配してるぞ。元気出せ。」


「うんうん・・・ありがとう。」
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