【完】★☆恋愛パスポート☆★
私は、結局別れることが出来なかった。

でも、猛に会えたおかげで、再び高校へ通えるようになった。


和真と奈優とも、溝が埋まってきた。


2人はとても私を心配してくれた。

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【翌日の放課後】


私は今部室で一人でいる。


「トントン」


「奈々ちゃん、元気?」

「わあ~奈優先輩、今日も来てくれたんですね。」

「和真も後から来るよ、多分。」

「どう、調子は?」

「はい、なんとか・・・・・今、部員増やそうと思ってみんなに勧誘してるんですよ。」

「そうなんだ。じゃあ何か協力するよ。」

「一応、ビラを配ろうかと思って・・・今頃だけど・・・」私はちょっと笑いながら言った。

「いいじゃん。配ろうよ。」

こうして、朝、私たちは、校門の前でビラを配ることにした。

もちろん、和真先輩も協力してくれた。
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